マッサージって痛いほうが効果あり?違う!

  • 体が刺激を受けると、先天性防御の体勢に入ります

人の体は生きていくために様々なしくみを備えています。例えば:先天性の仕組み:一切の攻撃から身を守るなど。私たち人間も動物ですからカメと同じような外部の攻撃から身を守る機能があります。

 

強すぎる刺激を受けると、頭で「気持ちいい!」と感じていても身体は本能的に「攻撃だ」と危機を感じ、血の流れ、代謝などが早くなり、身体を固めます。人間は身体に刺激を受けると、それが有害かどうかを判断します。それを有害な攻撃だと私たちはその攻撃から身体を守るために防御の体勢に入ります。

マッサージも刺激であり

マッサージなど、体が押される刺激の場合、私たちは全身にある筋が固めて押されて痛いという刺激から身を守るのです。ペンが指にあたっているだけなのですが、“ペンが指にあたっている”という刺激から皮膚を守るために指にタコをつくます。

同じように、筋肉を柔らかくするためにマッサージしているはずが、知らず知らずのうちに筋肉を硬くしているの可能性があるのです。マッサージは痛みを我慢して受けるものではなく、自分自身が本当に気持ちいい、眠ってしまいそうになるくらい心地よく受けられるものなのかどうかが大きなポイントとなってきます。

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